フリーランスになったら確定申告が大変って聞くけど、カンタンに済ませられないの?
独立した誰もが面倒だと感じるのが、年に1回ある「確定申告」。
中には税理士に依頼して確定申告を行う人もいますが、実はその必要はありません。
今まで、私はフリーランスとして何回も確定申告をしてきましたが、毎回たった数時間の作業を自分1人だけで行って申告しています。
では、なぜ1人でそんな短時間のうちに確定申告が終わるのか?
それは「ある2つのコツ」を押さえているから。
そこで今回は「なるべく確定申告の手間を減らしたい!」という人が絶対に知っておくべきことを解説します。
最後までこの記事を読めば、毎年の確定申告の負担がグッと減り、短時間でスムーズに申告作業を終えることができるでしょう。
フリーランスエンジニアが確定申告をラクにする2つのコツ
あなたが確定申告までに絶対にしておくべきこと。
それは下記2つです。
- クレジットカード・銀行口座を「プライベート用・事業用」で分ける
- 会計ソフトを使う
クレジットカード・銀行口座を「プライベート用・事業用」で分ける
カードや口座を分けて使うのは、後述する会計ソフトでの作業がラクになるから。
また口座を事業用など役割別で使えば「ええっと、今税金支払い分で〇〇円残しておかなきゃならなくて…、生活費はいくらで…」と口座残高のお金を何にいくら使うかいちいち計算しなくて済みます。
カードも同様に、事業用と使い分ければ「何にどれくらい経費としてお金を使ったのか?」が一発で分かります。
このように確定申告がラクになるだけでなく他にもメリットがあるため、はやいうちからカード・口座の使い分けには慣れておいた方が良いです。
ちなみに、クレジットカードや銀行口座のオススメな使い方に関しては下記記事で解説しています。
フリーランスのクレジットカード・銀行口座の効果的な使い方に関する記事
会計ソフトを使う
確定申告は自分でカードなどの支払い履歴などを見ながら「この月の経費はこれで…、次の月は…」と計算できますが、それだと膨大な時間がかかってしまいます。
そこで使うべきなのが「会計ソフト」。
私も会計ソフトを使っていますが、これを使うだけで「確定申告の作業にかかる手間」はガクンと減りました。
会計ソフトは確定申告の作業をほとんど自動化してくれるため、1度使ったら便利すぎてもう元には戻れません。
ちなみに以前気になってフリーランスの知り合い数人に「会計ソフト使ってる?」と聞いたところ、やはり全員会計ソフトを使っていました。
それくらい、会計ソフトはフリーランスにとって欠かせない存在だということ。
だからこそ、はやいうちから会計ソフトを使った申告作業に慣れておくことをオススメします。(慣れるといっても、使い方は超カンタンですが)
会計ソフトを選ぶ際に見るべき重要ポイント
「じゃあ、自分も会計ソフト使ってみようかな〜」と思っても、色々な種類の会計ソフトを目にして「使うべきなのはどれ?」と迷うかもしれません。(実際に私も迷いました)
それもそのはず。会計ソフトは何種類もあり、全て同じように見えるからです。
ただ、そこで「よく分からないけど、これにしよ」と適当に選ぶと
「使わない機能が多いし、料金が高い…」
「自分が使っている銀行と連携していなかった…」
と料金・機能面で損をしてしまいます。
では、あなたにとってベストな会計ソフトを選ぶ上でどんなポイントを見るべきなのか?
それが下記です。
- 料金
- 金融機関の連携数
- オプション機能
これらのポイントをもとに、有名な3大会計ソフトを比較してみます。
3大会計ソフトの違いを比較した結果
各会計ソフトの基本的なプランで比較してみると下記の通り。
マネーフォワード クラウド確定申告 |
freee会計 | やよいの青色申告 オンライン |
|
---|---|---|---|
料金 | スタンダードプラン 980円/月 (年額 11,760円) |
スタンダードプラン 1,980円/月 (年額 23,760円) |
ベーシックプラン 13,800円/年 ※月払いプランなし |
金融機関 連携数 |
2,400以上 | 3,200以上 | 2,500以上 |
サポート | メール チャット |
メール チャット |
メール チャット 電話 |
消費税申告 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
請求書作成 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
公式サイト | 公式サイトを見る > | 公式サイトを見る > | 公式サイトを見る > |
見ると分かる通り、各会計ソフト間で基本的な機能に大きな差はありません。
では、どこが決定的に大きく違うのか?
それは「料金」です。
年間の合計利用料金で見ると、一番料金が安いのはマネーフォワードクラウド確定申告。
つまり、これを選べば最もコストを安く確定申告を行うことができます。
フリーランスは「マネーフォワードクラウド確定申告」の一択
各会計ソフトを比較すると、料金や機能面などで総合的にコスパが良い会計ソフトは「マネーフォワードクラウド確定申告」だと分かりました。
実際に私もマネーフォワードクラウド確定申告を使っています。
実は私がマネーフォワードを選んだ理由は、コスパの良さ以外に「もう1つ大きな理由」があります。
それは、私がメインで使う楽天銀行と連携できる唯一の会計ソフトだから。
※freee・やよい会計は楽天銀行と連携できません。
自分が使う銀行と連携できないなら、その会計ソフトを使う意味は無いです。
そのため「楽天銀行を主に使っている」という人はマネーフォワードを選べば間違いありません。
フリーランスエンジニアは確定申告の手間を1秒でも減らすべし
確定申告はフリーランスがすべき「売上・利益を上げること」には繋がりません。
そのため、申告にかける作業時間は1秒でも減らす必要があります。
税理士に任せるのも良いですが、下記2つを行う方がより少額・短時間で申告作業を済ませることができます。
- クレジットカード・銀行口座をプライベート用・事業用で分ける
- 会計ソフトを使う
特に会計ソフトに関しては、確定申告で必須のツール。
今回紹介したコスパの良い「マネーフォワードクラウド確定申告」などを使い、今この瞬間から申告作業の時間・手間をギュッと削減させましょう。
そうすれば確定申告をサクッと終わらせて、稼ぐことに使える時間をさらに増やすことができます。