これからフリーランスエンジニアになろうと思うけど、名刺って必要なのかな?
正社員時代に会社の名刺を持っていた方は多いと思います。普通であれば、フリーランスになっても名刺は必要だと思いますよね。
でも実際は「必要ない」です。
私は現役フリーランスエンジニアですが、今まで名刺を1度も使った事がありません。
また、実際にフリーランスとして働いて思うのが、名刺より「個人ブログ」を持つ方がはるかに大事だということ。
今回は、フリーランスになるにあたって名刺を作るか迷う人向けに、
- なぜ名刺を作る必要がないのか?
- 名刺よりブログを持つべき理由
- ブログを書く際のポイントと注意点
を解説します。
この記事で名刺代わりにもなり、お客さんから「あなたに頼みたいです!」と仕事依頼がくるブログを作りましょう。
フリーランスエンジニアが名刺を持つ必要はありません
「フリーランスになると営業時に名刺が必要なのでは?」と思うかもしれません。確かに、自ら営業して仕事を獲得する場合は必要になる時もあるでしょう。
でも、ほとんどのフリーランスは直接の営業ではなく、エージェント仲介で仕事する場合がほとんど。エージェント仲介の場合、お客さんへ名刺を差し出す場面はまず無いです。
実際に私は名刺を持たずにフリーランスとして働いていますが、一度も困った事はありません。
フリーランスエンジニアは名刺代わりにブログを持つべき
フリーランスで名刺を使う機会は無く、名刺代わりにもなるブログを書く方がメリットが多いからです。
フリーランスエンジニアがブログを書くメリット
- 自分の知識・思考の整理ができる
- 相手目線で物事を考えて伝える力が身に付く
- 自分の名刺になる
- 営業を自動化できる
- 収入源になる
上記のとおり。
名刺は小さい紙なので、伝えられる情報量は少ないです。
一方、ブログは記事の集合体なので、考え・実績など相手の欲しい情報をモレなく伝えられます。
また、名刺の本質は相手に知ってもらう事。
こう考えると、あなたがこの記事にたどり着いたのは、私があなたに名刺を1枚渡した事と同じです。なぜなら、この記事で私を知ってもらえたからです。
このように、様々な面から紙の名刺を持つよりも「ネット上の名刺であるブログ」を持つ方がはるかに効率が良い事に気付くでしょう。
ブログはフリーランスの利益を増やす強力なツール
また、通常フリーランスはエージェント仲介で仕事を獲得できますが、仲介手数料がかかります。
一方、ブログ経由なら、ほとんどお金をかけずに「自動で仕事獲得できる集客経路」を増やせます。
つまり「営業の費用がかからない」ということ。
営業費用が下がれば、最終的に得られる「利益」は上がります。利益の方程式は下記。
売上ー費用=利益
ブログを書く事で営業にかかる費用が無くなり、その分得られる利益は増えますね。
ブログで広告掲載・商品販売を行えば、費用削減だけでなく「売上向上」にも繋がります。
「売上UPと費用DOWN」
上記2つを同時に実現するブログは名刺の役割を超え、利益を増やす強力なツールとしても機能するのです。
カンレン:フリーランスエンジニアの利益率を20%伸ばす直営業の方法【ヒント:プッシュ+プル】
Webライティング・Webマーケティングも一緒に学ぶべし
「よし、ブログを始めよう!」と思った方、ちょっと待ってください。
残念ながら、ただ記事を書くだけではあまり意味がないです。
どうせブログを作るなら誰かに読まれたいですよね?
キチンと読まれる記事を書き、資産になるブログを作るためには「2つの知識」が必要です。
資産としてのブログを作る上で必須の知識2つ
- Webライティング
- Webマーケティング
知識が必要といっても難しい事はなく、本で勉強すればOK。
本を読みつつ、ブログでアウトプットするうちに、どんな伝え方で記事を書けば良いか分かります。
読まれる記事を書かないと、結局何も相手に伝わりません。ブログのメリットを半減させないためにも、2分野は忘れずに勉強しましょう。
Webライティングが学べる本・参考サイト
■SEOに強い WEBライティング 売れる書き方の成功法則64
「Webライティングってどんなもの?」を理解するためにピッタリの本。
■Webライティングの参考サイト
アフィリノオト:Webライティングに関するサイトの中で、断トツで分かりやすいです。
Webマーケティングが学べる本・参考サイト
■たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス: 誰でもできる不労所得の作り方
アフィリエイト寄りの考え方ですが、かなり重要な事が書かれています。
■Webマーケティングの参考サイト
バズ部:Webマーケティング業界では、かなり有名なサイト。見て損はないです。
無料ブログはオススメしない
ブログを「アメブロ、はてなブログ」などの無料ブログで始める方もいますが、正直オススメしません。ブログが自分の資産にならないからです。
無料ブログは、お金をかけず手軽に始められるのがメリット。
でも、圧倒的なデメリットとして「記事などのコンテンツ所有権が運営会社にある点」があります。
また無料ブログは利用規約で「広告が貼れない」など細かくルールが制限されており、運営方針を自分で決められません。
例えば、今まで頑張って記事を書いても、運営元が「利用規約に反している」と判断されたら記事は削除されます。
運営元に管理権限があるため、完全に自分のブログだと言えません。
したがって、少し労力をかけてでも、絶対に自分でブログ構築したほうが良いです。
自分でどうブログ構築すればいい?
WordPressで十分です。ここは深く考える必要ナシ。
かかる費用は月額で1,100円ほどで、費用の内訳は下記。
- サーバー代(約1,000円/月)
- ドメイン代(約100円/月)
WordPressでのブログ構築方法に関しては「Wordpress 始め方」とかでググればOK。
エンジニアだったら1~2時間くらいでブログ構築終わるはずです。
フリーランスエンジニアがブログに書くべきこと
ブログは日記や趣味など様々な目的で書いている人が多いです。
ただし、フリーランスエンジニアとしてブログを書く場合、読み手の事を想像して書く必要があります。読み手に価値がなければ、記事は読まれず、仕事にも繋がらないからです。
フリーランスでブログを始めるなら「誰かの問題を解決する」ことだけ書きましょう。
ブログを書く際に参考になる視点
- 自分が困って解決したこと
- 何か新しい事に挑戦する時
- 比較検討してまとまった情報が欲しいと思った事
特にプログラミングをしていると、問題解決の連続ですよね。その過程をブログにすることで、同じような問題を抱えた人にとって価値ある情報となります。
また、私の場合「過去の自分が独立時に欲しかった情報」などをメインで書くようにしています。
全ての視点は共通して、読者の問題解決をしています。
ブログで読者の問題解決をして初めて、
- この人に仕事依頼したい!
- この人の事をもっと知りたい!
と思ってもらえ、ブログが名刺・資産となるのです。
フリーランスエンジニアは「ブログ」という名刺を持つべき
フリーランスエンジニアは名刺代わりになるブログを今すぐ持ちましょう。
いくつかのポイントを守ってブログの記事を書けば「集客の自動化」などで、さらに利益を上げる事ができます。
フリーランスエンジニアがブログを書く際のポイントは下記です。
- 無料ブログは使わない
- Webライティング、Webマーケティングの知識も学ぶ
- ブログは「読者の問題解決」が目的
ブログを持っているだけでも、将来の収入を上げる大きな要素になるので、今のうちからしっかり取り組むようにしましょう。