フリーランスエージェントごとに支払いサイトが違うけど、この違いって重要なの?
案件に参画し、報酬が支払われるまでの期間を「支払いサイト」と呼びますが、この長さを重要視せずにエージェントを選ぶ人も中にはいるようです。
ただ、フリーランスとして稼ぐ上で「お金がいつ入るか?」を考えなければ、いつか痛い目にあいます。
そこで今回は「フリーランスエージェントの支払いサイトにこだわる重要性」や「支払いサイト以外でエージェント選びで重要な比較ポイント」をお伝えします。
この記事を最後まで見て、正しいエージェント選びをするようにしましょう。
支払いサイトが長いフリーランスエージェントを使うべきでないワケ
理由はシンプルに2つです。
- 資金体力のない弱小エージェントの可能性が高い
- 常に手元のお金を気にする必要がある
資金体力のない弱小エージェントの可能性が高い
そもそもなぜエージェントは報酬を支払うタイミングを遅らせたいのか?
その答えは「なるべく多くのお金を手元に置いておきたいから」です。
企業が倒産するのは口座から現金が無くなった時。
だから、なるべく多くのお金を口座に残したいのが企業の本音。
大手のエージェントであれば口座にも多くのお金があり資金体力があるため、支払いサイトを多少はやめても問題ありません。
ただし、資金体力が無く潰れるのも時間の問題のような弱小エージェントはなるべく多くのお金を手元に置いておかないと死活問題です。だから他エージェントと違って、不自然なほど支払いサイトが長いのです。
こんなエージェント、あなたも使いたくないですよね。
常に手元のお金を気にする必要がある
エージェントによって支払いサイトは「15日、30日、60日」とバラバラですが、この日数がそのまま入金までの期間となります。
日数が長いほど、毎月入金までの日を気にしなければなりません。
想像してください。
毎回かなり先の報酬入金日を待ちわびて「まだかな〜、まだかな〜」という姿を。
イヤですよね。
もちろんお金を受け取るタイミングが遅いほど報酬がアップすればいいですが、残念ながらそんなことはありません。(支払いサイトが長い分、エージェントにお金を預けている(=貸している)のと一緒なので、本当は銀行と同じように利子を貰いたいくらいですが)
ここまで見てきたように支払いサイトが遅いのは、それだけフリーランスにとって不利なのです。
支払いサイトを見る時の基準
では、支払いサイトは何日を基準に見ればいいのか?
目安は「30日」です。
・30日以内→問題ナシ
・31日以上→問題アリ
つまり31日以上の支払いサイトとしているエージェントは、利用候補から外すべきです。
また、支払いサイトを短くするための手数料をとるエージェントもいますが、論外なので気をつけましょう。
» 【害悪】使わない方が良いフリーランスエージェント7つの特徴【11社の利用経験から闇を語る】
エージェントを選ぶ時に支払いサイト以外で重要なポイント
ここまで見て「支払いサイトが短ければ、どのエージェントでもいいのか!」と思った方、ちょっと待ってください。
エージェント選びはそんな単純ではありません。
支払いサイト以外にも見るべきポイントは複数あり、それらの総合評価で使うエージェントを見極める必要があります。
その他にエージェントを比較する上で重要なポイントは4つあります。
- 扱う案件数(特にフルリモート)
- 対応エリア
- 支払いサイト
- 営業の質(対応スピードと提案の質)
では「各ポイントで具体的にどんな注意点があるのか?」に関しては下記記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
» 【必見】フリーランスエンジニアエージェント4つの比較ポイント|知らないと搾取確定
効率よくお金を使うためには最低限「支払いサイト」はこだわるべし
初心者の人ほど、エージェントの支払いサイトを甘く見がちです。
しかし、支払いサイトが長いと、後々あなたにとって不利な場面があることに気付くでしょう。
エージェントの支払いサイトに関して覚えておくべきポイントは下記です。
- 支払いサイトが長いと資金体力のない弱小エージェントを利用している可能性があり、常に手元のお金を気にしなければならない
- 支払いサイトの基準は30日
- 支払いサイトはあくまでエージェントを比較するポイントの1つでしかない
支払いサイト以外でのエージェント比較ポイントは【必見】フリーランスエンジニアエージェント4つの比較ポイント|知らないと搾取確定で詳しくお伝えしていますが、
「そんな比較ポイントはいいから、使うべきエージェントだけ知りたい!」
という方は下記をご覧ください。きっとエージェント比較の時間を大幅に短縮できるはずです。