【脱会社員脳】フリーランスエンジニアは起業している意識を持つべき

どうも、サイゼン(@saizen_dayo)です。

現在、私はフリーランスエンジニアとして働いています。

ただ、「【リアル】現役フリーランスエンジニア1日の仕事内容【割と楽しい】」でもお伝えしているように、その仕事内容は会社員時代と特に変わりません。

こう言うと「会社員と仕事内容が同じなら自分でもフリーランスになれそう!」と思うかもしれません。

そうです。フリーランスは誰でもなれます。

でも「稼げるフリーランス」になれるかは別。
稼ぐためには間違いなく「起業している意識」を持つべきです。

このわずかな意識の差。
それが「長い目で見たら取り返しのつかないほど大きな差」となります。

今回は今までの私の経験を踏まえて「なぜフリーランスエンジニアは起業している意識を持つべきか?」を解説します。

ただフリーランスになりたい方はこの先を読む必要はありません。
稼げる、稼ぎ続けられるフリーランスになりたい人だけ、最後まで見てください。

フリーランスエンジニアは起業している意識を持つべき

そもそもフリーランスってなんでしょうか?どういう状態でしょうか?

…答えは「事業の主」です。

事業の主になるとは「事業を作る側」になることである

今まで会社員でいれば、会社の中でビジネスモデルがあり、制度があり、その仕組みの中で一定の給料を貰えましたよね。

フリーランスも客先常駐などで働いていると、会社員と同じような働き方で、毎月契約条件の成果を出して報酬を貰うパターンが多いです。

ただ、フリーランスの場合、働き方は会社員と同じでも、実際は「開発事業」という1つの事業を行っていることに等しいです。つまり、開発業務だけが収入源というのは1事業に依存している状態という事です。

全ての事業には必ず「終わり」がある

世の中にある企業を見れば分かりますが、昔から生き残り続けているほとんどの企業が事業を分散しています。

なぜなら事業には必ず寿命があるからです。

思い出してほしいのですが、フリーランスエンジニアも「開発事業」という1つの事業をしているとお伝えしました。つまり、その開発事業にも必ず終わりがあるということです。

ここで「開発事業の需要は無くならないのでは?」と思うかもしれません。ただ、それは誰も予想できません。

また、仮に開発事業に需要があると仮定しましょう。開発事業をするということは自分が開発業務に携わることであり、本質的には労働集約型のビジネスモデルです。

この場合、自分の労働力に依存しているため、リスクを分散しきれていないと言えます。

» 【やらなきゃ損】フリーランスエンジニアがすべき3つの投資【真の安定を手に入れよう】

起業の意識へ切り替えるための6つのポイント

同じフリーランスでも起業した意識を持つと、考え方の視座はより上がります。

では、今までの考え方から起業の意識へ切り替えるにはどんな事を考えるべきなのでしょうか?

ポイントは下記です。

  • 常に仕事がない時を想像して危機感を持つ
  • 技術力だけで戦わない
  • 欲望を認め、お金にこだわる
  • 収入源を分散させる
  • 1の労力で2以上の対価を得る
  • 常に疑問を持ち、自分の頭で検証する

常に仕事がない時を想像して危機感を持つ

フリーランスとして企業に常駐して働いていると当たり前ですが「契約終了」になることがあります。

私も企業の予算の関係で契約終了を言い渡されたことがありますが、こういう現実と隣り合わせであることを常に意識しましょう。

今の状態は永遠には続かない

と心に刻み、プランA、B…etc.と次の手をいくつも用意しておくことが、フリーランスとして安定的に稼いでいく上では欠かせません。

技術力だけで戦わない

「フリーランスエンジニアなんだから技術力を磨かなければ!」と思う人もいるかもしれません。確かに開発する上では一定の技術力は必要です。

ただ、技術という1分野だけで戦うのは、激しい競争に巻き込まれ、差別化がしづらいです。

技術力で戦うのはみんなやっていること。

大事なのは技術力以外でどう付加価値をつけるかを考えることです。

技術力以外で自分はどんな武器を持っているのか?一度立ち止まって考えてみましょう。

欲望を認める

フリーランスになるからには、それなりの理由があるはずです。

・もっとお金を稼ぎたい
・自由な時間が欲しい
・自分で仕事を選びたい

でも、それらをボンヤリとしか認識していなければ思ってないも同然です。

また、独立する上で「世界を変えたい!」とか綺麗な理由は不要。

大事なのは「あなたはどうしたいの?」ってこと。ただそれだけです。

自分の欲望をハッキリと自覚しない限り、行動する目的は生まれません。

目的がなければモチベも生まれず、起業する意識を持つどころか独立した意味さえ見失う事になります。

全てはあなたが素直に欲望を認めることから。

その欲望達成を目指した時、はじめて起業した自覚を持つのです。

収入源を分散させる

フリーランスエンジニアは主に企業で常駐して働く事が大体のパターンですが、その働き方が全てではありません。

また、何度も言いますが自分が開発業務をして稼いでいる状態は労働集約型であり、開発事業という1事業に依存した状態です。

このような1事業に依存した状態は、事業を安定させる上では一刻もはやく抜け出すべきです。

・自分自身でWebサービスを開発してみる
・稼いだお金を金融投資に回してみる
・不動産投資で賃貸事業を始める

最初は規模が小さくても良いので、収入源を少しずつ分散しましょう。

時間の経過とともに「やっておいて良かった〜!」となるはずです。

1の労力で2以上の対価を得る

フリーランスとして開発業務を行うと、契約条件に沿って開発していれば報酬を貰う事ができます。

ただ、それはあくまで自分が働いた1の労力に対して1の対価を得ているだけ。それだと会社員と変わりません。せっかく独立したなら報酬が積み上がる事をしましょう。

自分が働くほど報酬が積み上がる状態を作るためには、フロー型とストック型の2種類のビジネスモデルがあることを理解しなければなりません。

フロー型・・・自分が働いた分だけ報酬がもらえる
ストック型・・・自分が働いた分の価値が積み重なり、その分だけ報酬が増える

ストック型のビジネスモデルとは言い換えれば価値が蓄積するものであり、代表的なものとしては株や不動産などが挙げられます。

ストック型でどのビジネスを選ぶかは自由ですが、ここで言いたいのは常に「少ない労力でより多くのリターンを得るにはどうすべきか?」を考えるべきだということです。

常に疑問を持ち、自分の頭で検証する

ネットやSNSなどで、色々なメディアの情報やインフルエンサーと呼ばれる人たちの意見を無条件に信じる人を時々見かけます。

ただ、この考えは危険です。

それはなぜか?

自分で考えることを放棄しているから」です。

独立すると分かりますが、自分で決めないといけないことは沢山あります。

・自分の収入はいくらほしいのか?
・どんな仕事をこれからやっていきたいのか?
・法人化をするべきか?

上記はあくまで一例ですが、全てあなたが最終的に決断しなければなりません。

もちろんその決断までの過程で色々な人に意見を聞くのは問題ありませんし、むしろした方が良い時もあります。ただ「あなたがすべき決断までも他人に委ねる」のはやめましょう。

他の人の意見を聞いたとしても、最後はあなた自身で「本当に正しいのか?」と疑い、実際に検証するクセをつけること。それが大きな失敗を未然に防ぐ大きなカギです。

また、自分で的確に決断するためのポイントもついでにお伝えします。

  • 必要条件と十分条件を分けて考える
  • リスクは大小に分けて考える(リスクを0or100で考えない)
  • 感情ではなく「事実・数値」で考える

何か物事を考える際、上記の視点でみるとより的確な意思決定ができるようになります。

起業の意識を持つことは「フリーランスのスタートライン」に立つこと

フリーランスは「独立」と言い換えられますが、事実上起業と同じです。

会社員と同じ働き方だからといって、いつまでも会社員時代の考えを持ち続けるのはやめましょう。

フリーランスとして起業した意識を持つ上では、下記のポイントが重要でした。

  • 常に仕事がない時を想像して危機感を持つ
  • 技術力だけで戦わない
  • 欲望を認め、お金にこだわる
  • 収入源を分散させる
  • 1の労力で2以上の対価を得る
  • 常に疑問を持ち、自分の頭で検証する

もうこの瞬間から、あなたはただのフリーランスではありません。

あなたはこれから起業家としての肩書きも持って生きていくのです。

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